グーテンベルグのWordPressテーブルプラグイン7選（比較）

ウェブサイトの「テーブル」について語るとき、私たちは本当は何を意味しているのだろうか？ある人にとっては、それは価格のグリッドである。また、製品スペックやイベントスケジュール、あるいは長所と短所の内訳を並べたものもある。どのような形式であっても、表の中核となる目的は変わりません。それは、読者が情報を比較し、スキャンし、理解するのを、文字だけでは不可能な速さで支援することです。

ウェブがほとんど静的だった頃、テーブルはデータと同じようにレイアウトを整えるために使われていた。しかし、今やテーブルには何十もの機能がある。ユーザーは、インタラクティブ性、視覚的な明瞭さ、統合性、モバイル対応などを求めている。手作業でのコーディングはしたくないし、見た目の妥協も絶対にしたくないのだ。

グーテンベルグの台頭は、この扱い方を完全に再構築した。WordPressのブロックエディターは、テーブルを含むあらゆるコンテンツをモジュール単位に変えた。デフォルトのテーブルブロックは出発点を与えてはくれるが、ユーザーが実際に望んでいることのほとんどを省いている。この記事では、あなたの好みに合った最高のGutenbergテーブルプラグインを集めました。さっそく使ってみよう。

テーブルバーグ

Tablebergは、Gutenbergエディタの自然な一部のように感じられるレイアウトシステムで介入します。Tablebergは、最初から最後までエディタ内に留まり、テーブルの構築方法やスタイルを視覚的に完全にコントロールすることができます。このインターフェイスは、テーブルがよりデザインのように感じられ、コードのように感じられなくなるように設計されています。

このプラグインは、テキスト、ボタン、リスト、アイコン、画像、星評価、リボンなど、各テーブルセル内で作業できるサブブロックのセットを提供します。ヘッダーやフッターのコントロール、セルの複製や分割、必要に応じてセルの結合、行や列の移動も数クリックで行えます。ヘッダー、フッター、特定のセル、偶数行、奇数行など、表のさまざまなセクションの色を柔軟に調整できます。セルのパディングや表の寸法を微調整することで、常に読みやすくきれいな状態を保つことができます。

スティッキーヘッダーのサポートや、テーブルを並べ替えたり検索可能にするツールもある。デバイスの種類に応じてレスポンシブ設定を適用したり、料金プランのようなレイアウトにコンテンツトグルを使用することもできます。このため、Tablebergは商品比較表、イベントスケジュール、長所と短所リスト、レストランメニューなど、構造化された視覚情報に依存するあらゆるレイアウトに適しています。

トップ

サブブロックには、段落、画像、リスト、アイコン、ボタンなどがあります。
ヘッダーとフッターの行は挿入、削除、指定が可能です。
行と列は、マージ、分割、複製、移動をサポート。
セクションごとのスタイリングにより、色とスペーシングのコントロールが可能。
スティッキーヘッダーはスクロール中も表示されます。
検索とソート機能。
同じテーブル内でレイアウトを切り替えるトグルオプション。
レスポンシブ表示設定。
セル内の各ブロックはそれぞれのビジュアル設定をサポートする。

Tablebergデモテーブル

よくあるご質問約Tableberg

---

フレキシブル・テーブル・ブロック

Flexible Table Blockは、テキストベースのコンテンツを使用してテーブルを作成する簡単な方法を求めるユーザーのために作られたGutenberg専用のプラグインです。このプラグインは、ボタン、アイコン、評価などの追加コンテンツブロックを導入することなく、レイアウトとスタイリングに完全に焦点を当てています。

このプラグインでは、セルを任意の方向に結合したり分割したりすることができます。テーブルの幅、最小幅、最大幅を調整し、個々のセルの配置、パディング、色、フォントスタイルを制御できます。ワンクリックで行や列を追加したり削除したり、実線や点線のようなボーダースタイルを適用できます。また、行や列に配置されたヘッダーセルを手動で指定することもできます。このプラグインにはセル内に画像を追加する機能はありませんが、画像を挿入するにはGutenbergのネイティブなインライン画像フォーマット機能を利用するしかありません。 

また、モバイル端末での水平スクロールや垂直スタッキングに対応したフルレスポンシブにも対応しています。レイアウトがデスクトップとモバイルの間で移行するタイミングを決定するブレークポイントを定義することができます。全体として、これはスケジュール、テキストの多いリスト、比較フォーマット、またはリッチメディアや動的データを必要としないその他のコンテンツに最適なプラグインです。 

トップ

• 水平および垂直セルのマージおよび分割機能。
• 個々のセルを色、幅、配置、パディングでスタイル設定する。
• ボーダーのスタイルには、実線、点線、破線、二重線があります。 
• テーブルの幅、最小幅、最大幅を制御する。
• スクロール中は最上段または左カラムを固定する。
• レスポンシブ設定は、スクロールまたは垂直スタック表示をサポートしています。
• レスポンシブ動作のためのカスタムブレークポイントを設定します。
• キャプションは独立して配置し、スタイルを設定できます。

フレキシブル・テーブル・ブロックのデモ テーブル

フレキシブル・テーブル・ブロックに関するFAQ

---

WP Table Builder

WP Table Builderはブロックベースの専用プラグインではないが、カスタムブロックとショートコードを通してGutenbergとスムーズに統合できる。テーブルの作成プロセスは、手動コードの代わりにビジュアルグリッドを使用してレイアウトを設計することができます別のドラッグアンドドロップインターフェイスで発生します。

このプラグインには、テキスト、画像、ボタン、星の評価、ショートコード、カスタムHTMLなどの要素が含まれています。各要素は、配置、背景、パディング、スペーシングのオプションで個別にスタイル設定できます。セルの結合や分割、行や列全体の複製、レイアウトを崩さずにセルを空にすることもできます。CSVまたはXML形式で表をインポートまたはエクスポートでき、TablePressへの移行も完全にサポートされています。テーブルが保存されたら、ショートコードまたは提供されているブロックを使用して、投稿またはページ内に配置できます。

フロントエンドのソート、検索機能、ページネーション、スティッキーな行や列、より良いパフォーマンスのための組み込みの遅延ロードなどの高度な機能があります。あらかじめ用意されたテンプレートを使用することも、将来使用するために独自のテンプレートを保存することもできます。また、リボン、スタイル付きリスト、ツールチップ、サークルレーティングなどの機能があり、テーブルのプレゼンテーションを向上させることができます。 

トップ

• ドラッグ＆ドロップのインターフェイス。
• 要素には、テキスト、画像、リスト、ボタン、評価、ショートコード、HTMLが含まれます。
• インポートとエクスポートをサポート。
• フロントエンドの機能には、ソート、検索、ページネーション、スティッキー行が含まれます。 
• セルおよび行または列全体の複製、結合、分割。
• 各テーブルの枠線、間隔、背景のカスタムオプション。
• TablePress完全移行。
• テーブル画像のレイジーローディングによるパフォーマンスの向上。
• ツールチップ、リボン、スタイル付きリスト、レーティング。

WPテーブルビルダー・デモテーブル

WP Table Builderに関するFAQ

---

Ninja Tables

Ninja Tablesはデータに特化したテーブルプラグインで、ブロックエディタ内に構築することなく高度な機能を必要とするユーザー向けに設計されている。別個のダッシュボードで動作し、ショートコードやブロックを使ってGutenbergにテーブルを埋め込むことができます。 

このプラグインには、テーブルを作成するための2つのモードがあります。アドバンスモードでは構造とフォーマットを完全に制御でき、シンプルモードではテキスト、ボタン、リスト、レーティング、ショートコード、HTML などのセル要素をドラッグ＆ドロップで作成できます。各モードはCSVまたはJSONからのインポートをサポートしており、WPの投稿、Fluent Formsのエントリー、Google Sheetsのライブデータからテーブルを作成することもできます。また、WPの投稿、Fluent Formのエントリ、Google Sheetsのライブデータからテーブルを作成することもできます。テーブルのスタイルを設定するには、組み込みのテンプレートやカスタムカラーパレットを使用し、各カラムに独自のデータ型と書式を設定することができます。

このプラグインには、フロントエンド編集、条件付き書式設定、レスポンシブブレークポイント、値変換、チャートサポートが含まれています。TablePressやSupsysticからのテーブルの移行もワンクリックで行える。このような機能の組み合わせにより、Ninja Tablesは、ブロックネイティブソリューションが一般的に提供するものよりも多くの制御が必要な場合に強力な選択肢となります。

トップ

• 2つのテーブル作成モード。
• Gutenbergブロックとショートコードをサポートし、簡単に埋め込むことができます。
• テキスト、評価、ボタン、アイコン、画像、ショートコード、HTMLが含まれます。
• テーブルはGoogle Sheets、WP posts、WooCommerce、Fluent Formsから作成できます。
• 動的表示のための条件付き書式と列ベースのデータ型。
• ページネーション、検索、ソート、フロントエンド編集機能を内蔵。
• あらかじめ用意されたテンプレートと、ビジュアルを統一するためのカスタムカラーオプション。
• チャートの統合。
• スタック可能な行とブレークポイントのコントロール。

忍者テーブルデモテーブル

忍者テーブルに関するFAQ 

---

TablePress

TablePressは、ブロックエディタに依存せずに構造化データを管理したいユーザーのために作られた古典的なテーブルプラグインだ。テーブル作成のために独立したインターフェイスを使用し、テーブルはショートコード、Gutenbergブロック、またはElementorウィジェットを使用してサイトの任意の部分に挿入することができます。 

このプラグインを使えば、テキスト、リンク、画像、あるいは数式を含むテーブルを作ることができる。数回クリックするだけで、テーブル設定からソート、ページ分割、検索を有効にできます。ファイルからでもURLからでも、Excel、CSV、HTML、JSON形式のインポートとエクスポートが可能です。固定行や固定列、グループ化された行、列インデックスなどのオプションで、あなたのテーブルはレスポンシブになります。 

このプラグインには、列フィルタドロップダウン、ファジーマッチ、反転フィルタ、キーワードハイライトなどの高度な検索ツールが含まれています。ユーザーは組み込みのアクションボタンを使って、フロントエンドからテーブルデータをコピー、エクスポート、印刷することができます。要約すると、これはブロックエディタの外に構築された信頼性の高いデータ管理プラグインであり、シンプルなテーブルから高度なフィルタリング可能なデータセットまで、完全なインポート、エクスポート、レイアウトコントロールで扱うことができます。

トップ

• 無制限のテーブルを管理する中央ダッシュボード。
• ショートコード、ブロック、またはElementorウィジェットを使用して埋め込みます。
• テキスト、リンク、画像、数式を掲載。
• ソート、フィルタリング、ページネーション、インデックスカラムオプション。
• 行のグループ化、固定ヘッダー／カラムのサポート、レスポンシブ・レイアウト。
• ファイルやURL（CSV、Excel、HTML、JSON）からのインポート/エクスポート。
• 列フィルタリング、ファジー検索、反転フィルタ、検索ハイライト。
• 行と列の並び替え、グループ化された行、レイアウトコントロール。
• フロントエンドからのコピー、印刷、エクスポートのアクションボタン。
• REST API、サーバーサイドの処理、定期的なインポートの自動化。 

TablePressデモテーブル

TablePressに関するFAQ

---

wpDataTables 

wpDataTablesは、WordPress内で複雑なデータセットを管理・表示する必要があるユーザーのために作られた、機能満載のプラグインです。テーブルはブロックエディタではなく、別のインターフェイスを通して構築され、ショートコード、ブロック、またはサポートされているページビルダーを使用して埋め込むことができます。

このプラグインは、Excel、CSV、XML、JSON、Google Sheets、MySQL、さらにはシリアライズされたPHP配列など、幅広いデータソースをサポートしています。テーブルはゼロから作成することも、外部ファイルやサービスから直接同期することもできます。セルを結合したり、メディアを挿入したり、星の評価を適用したり、各セルを独立してフォーマットしたり、ショートコードを使って任意の場所に単一セルの値を表示することもできます。ソート、ページ分割、検索、フィルタリング、エクスポートツールがデフォルトで利用可能です。

このプラグインには、フロントエンドおよびバックエンドの編集、条件付き書式設定、値の変換、チャートの作成、プレースホルダをサポートしたデータベースレベルのクエリが含まれています。複数のデータベースを接続したり、行をグループ化したり、ヘッダやカラムをフリーズしたり、テーブルをキャッシュして読み込みを高速化したりすることができます。これらの機能により、wpDataTablesは、スプレッドシート、API、またはデータベースから構造化された情報を扱うすべての人にとって実用的な選択肢となります。

トップ

• 手動およびデータ駆動型のテーブル作成用インターフェイス。
• Excel、CSV、JSON、XML、SQL、APIをサポート。
• セル内のメディア、評価、リンク、ショートコード、カスタムHTML。
• 条件付き書式設定と値の変換。
• フィルタリング、ページ分割、エクスポート、高度な検索オプション。
• WooCommerce、Google Sheets、WP Postsの統合。
• Chart.js、Google Charts、ApexCharts、Highchartsによるチャート作成。
• クエリビルダとマルチデータベースのサポート。
• 役割ベースの編集とユーザー固有のデータ制限。

wpDataTablesデモテーブル

wpDataTablesに関するFAQ

---

Getwid - Gutenbergブロック

Getwidはテーブルプラグインではなく、Gutenbergエディタを拡張するために作られた汎用ブロックコレクションです。40以上のカスタムブロックとデザイン済みのレイアウトライブラリが用意されており、外部ビルダーに頼らずに複雑なセクションを作成するのに役立ちます。

このプラグインは、コンテンツスライダー、アコーディオン、タブ、価格ボックス、カルーセル、ソーシャルアイコン、コンタクトフォームなどのブロックを備えています。各ブロックには、レイアウトの制御、スペーシング、背景のカスタマイズ、アニメーション、タイポグラフィのための独自の設定が含まれています。テンプレートとダイナミックブロックにより、コンテンツ制作者は、デバイス間で視覚的な一貫性を維持しながら、柔軟なレイアウトを構築できます。Advanced Tableブロックは、セット内の機能ブロックの1つとして含まれています。

セルの結合や分割、カスタマイズ可能なヘッダーやフッター、自動幅や固定幅などのさまざまなテーブルレイアウトをサポートしています。ボーダースタイル、背景色、テキスト色、パディング、整列を、グローバルにもセル単位にも適用できます。また、個々のテーブルセルに対して、全幅の配置と編集可能な間隔を提供します。テーブル専用のプラグインではないにもかかわらず、Getwidがこのリストに選ばれたのは、柔軟なテーブルブロックによってGutenbergユーザーに特別な価値をもたらすからです。

トップ

• 40以上のブロックと35以上のレイアウトテンプレートのコレクション。
• スライダー、ギャラリー、タブ、お客様の声、地図などのブロック。
• レスポンシブ・レイアウトのアドバンスド・テーブル・ブロックが含まれています。
• 表のセルの結合と分割をサポート。
• カスタム背景、パディング、アライメント、ボーダー。
• ヘッダー/フッターオプションと全幅アライメント。

ゲットウィッド・デモ・テーブル

Getwidに関するFAQ

---

---

結論

テーブルは情報を整理整頓する方法として始まったかもしれませんが、今ではそれ以上の存在になっています。今日のWordPressのエコシステムでは、テーブルはインタラクティブで、ダイナミックで、時にはコンテンツ自体の視覚的な中心にさえなっている。かつてはカスタムコードや外部エディタが必要だったものが、今ではGutenbergのインターフェイス内で構築できる。

だからといって、すべてのプラグインが同じことをするわけではない。データのインポート、ビジュアルの洗練、フロントエンドの編集、デフォルトのテーブルブロックの限界からの脱出など、どのようなことでも、このリストにあるオプションから始めるのが確実です。

こちらもお読みください：

• How to Use the WordPress Table Block (Gutenberg)
• WordPressブロックエディタの使い方（初心者ガイド）
• WordPressでテーブルをフォーマットする方法